ブログ始めました
みなさん、こんにちは。
Italico Japanのおじさんです。
WEBサイトも新しくなったことですし、私が大好きなエスプレッソやイタリア、コーヒーについてゆるりとつぶやくブログを始めることにしました。
好きなことを語る前に、まずはItalicoとの出会いから。
ひまつぶしに読んでもらえたら幸いです。
ヨーロッパで人気の「マルテッロ」というブランドをご存知でしょうか?
イタリアのカプセルコーヒーメーカーのEspresso cap社と大手家電メーカーのTERMOZETAが立ち上げたエスプレッソ・カプセルコーヒーのブランドです。
10年前、縁ありこのブランドのカプセルコーヒーを日本で販売しないかという話がありました。
ネスプレッソさんがジョージ・クルーニーのCMで世界中にキャンペーンを仕掛ける少し前の話です。
当時はまだ「カプセルコーヒーて何やねん」の時代でしたが、それまで続けていた通販の仕事を通じて嗜好品を扱うビジネスをしたいと考えていたところの話で、タイミングがピタッと合ってしまったのです。
ただ、問題がひとつ。
「エスプレッソを全く好きじゃなかった、むしろ嫌い」ということです。
濃いし、苦いし、量が少ないし・・・
まあでも、エスプレッソは嫌いでしたがイタリアではたくさんの家庭やお店で飲まれているブランドでしたし、まずは調査も兼ねてイタリアのEspresso cap社を訪れました。
ミラノから車で30分程度のところに本社とカプセルの製造工場があります。
本社に着くなりイタリアンマフィアさながらのEspresso cap社の会長が出てきて、エスプレッソに対するこだわりやマシンとカプセルの優れた点など…3時間は語ってくれました。
『どのカプセルコーヒーメーカーと比較しても、ウチの質は1番。』
『エスプレッソの味ではどこにも負けない。』と言うのです。
ほんまか?と思いながらも実際に飲ませてもらいました。
美味しい。
いや、びっくりしました。こんなにもエスプレッソが美味しいなんて・・・
ただただ苦いと思っていたあの飲み物はなんだったのか・・・
『アジアの人はエスプレッソは苦くて飲めないって思ってるよね。』
日本で提供されていたエスプレッソは日本人が「エスプレッソ=苦い」というイメージをもとに作られているものが多く、本場イタリアのエスプレッソとは全然違うんだとか。
イタリアのバールでは濃さや飲み方によって頼み方がいろいろあると教えてもらい、さっそく試してみました。
エスプレッソをちょっと薄めたカフェ・ルンゴ、倍量にしたカフェ・ドッピオ、どれも美味しくて、私の中のエスプレッソの概念が変わった瞬間でした。
“本当に美味しいエスプレッソ”と出会い
あっという間にエスプレッソの虜になった私は、Espresso cap社とTERMOZETAにより立ち上げられたブランドのエスプレッソ・カプセルコーヒーを<Italico>として日本で展開させることを決めました。
ここから、エスプレッソの認知度が低い日本での私の長い挑戦がはじまるわけですが・・・続きはまたどこかで。(笑)